不動産売買による登記

不動産を売ったり買ったりした時には、所有権移転の登記をします。
一般的には不動産の名義変更、と言ったりする手続きのことです。
所有権移転の登記自体は義務ではありませんが、権利を守るために、速やかに登記手続きを行いましょう。
所有権移転の登記は、売主と買主が共同してする必要があり、通常、登記にかかる費用は買主が負担します。

また、不動産の購入に際して、銀行等のローンを利用した場合には、所有権移転の登記と同時に、抵当権設定の登記も必要です。

ローン等を利用する場合、ご自身で登記手続きをしていただくことはできません(銀行が認めてくれません)ので、登記の専門家である司法書士にご依頼ください。

売買による登記の費用

登記の内容 登録免許税等 報酬(消費税別)

所有権移転
(土地)
(住宅用家屋)
※適用要件有り
(上記以外)

評価額×1.5%
評価額×0.3%
評価額×2%

50,000円~
抵当権設定
(住宅用家屋)
※適用要件有り
(上記以外)
債権額×0.1%
債権額×0.4%
30,000円~
登記の立会料 15,000円~
※登録免許税は、登記の際必ずかかる税金です。
※上記以外に、登記事項証明書等の書類取得費用実費がかかります。(通常2~3,000円程度)
※売買当日の立会が必要な場合には、登記の立会料をいただいております。


詳しい報酬表はこちら

手続きの流れ

①お問い合わせ・ご依頼

まずはお電話・メールでお問い合わせください。

TEL:0120-15-0603
メールでのお問い合わせはこちら

②銀行・不動産会社へご連絡

ローンをご利用される銀行および不動産会社へご連絡し、必要な打合せを致します。

③事前準備

銀行や不動産会社との打ち合わせももとに、必要書類を収集・作成いたします。

④ご決済

ローンをご利用の銀行等に当事者が集まって、売買代金のやり取りをします。
当事務所の司法書士がその場に立会います。

⑤登記申請

管轄法務局に登記申請いたします。
ご依頼人様が法務局に行っていただく必要はございません。

⑥登記完了

登記申請から約1週間~2週間で登記が完了いたします。
登記事項証明書を取得し、登記識別情報(※)等とともにご郵送いたします。

※いわゆる権利書にあたるもの

必要資料

売主

  • 登記済権利証(登記識別情報)
  • 固定資産税評価証明書
    ※仲介業者が用意してくれることが多い
  • 印鑑証明書(3ヶ月以内)
  • 実印
  • 本人確認資料(免許証、住基カード等)
    (住所変更登記が必要な場合)
  • 住民票、戸籍の附票等

買主

  • 住民票
  • 印鑑証明書(3ヶ月以内)
  • 実印
  • 本人確認資料(免許証、住基カード等)

※上記はあくまでも一般的な例です。このほかにも書類が必要になるケースがあります。